募集要項
事業内容
医療法人永世会は、平成30年8月に体外受精・顕微授精などの高度生殖補助医療を中心とした不妊治療専門の婦人科を開設しました。佐賀県で初めての生殖医療専門医が在籍するクリニックです。
スタッフ全員が未経験からのスタート
当法人に勤務しているスタッフ全員が、未経験からのスタートです。
このため、採用時は経験や知識よりも、人柄・やる気を重視しています。
患者様と実際に接し、お話を聞いたり説明をしたりすることが多い仕事ですので、笑顔で思いやりある接遇ができることが重要です。
また、スタッフ間でチームとして協力し合って業務を行うため、高い協調性とコミュニケーション能力も重要です。
不妊治療は患者様にとって身体的にも精神的にも多くのストレスを伴います。
そのため私たちは、治療に伴うストレスが少しでも軽くなるよう、ご夫婦に寄り添った看護を提供できるように努めています。
経験がなくても、「自分だったらどうしてほしいか…」「友人だったらどうしてあげたいか…」という気持ちで考え、寄り添うことができれば大丈夫!
自信を持ってご応募下さい!
入職後は、マニュアルに基づいてお仕事を覚えていただきますが、慣れるまでの1年間はとても大変です。一人前になるまでは、先輩がしっかりとマンツーマンでサポートします!
経験がないのは当たり前。前向きに、一つずつ吸収して仕事を覚えてもらえれば大丈夫です。
長く安心して働ける環境
働く女性を理解し、支援する制度が充実していることが、当法人の魅力です。将来的に結婚しても、出産しても、長く安心して働ける環境が整っています。
- 育休制度 (対象:勤続1年以上)
子どもが1歳になるまで育児休業が取得できますが、「いきなりの復帰は不安」という声から、育休復帰後も、パートとして週3日の勤務や午前中のみの勤務など、可能な限りスタッフの要望に対応しています。 - 託児所利用制度
生後2か月~未満児(2歳児)までの乳幼児を預かりしています。 各託児所に、保育士4名・調理師1名を配置しており、安心してお子様を預けることができます。併設の託児所だからこそ、お昼休みや育児時間制度を利用して授乳に行くスタッフも多数います。
(午前中1回、お昼休み1回、午後1回と働きながら計3回授乳に行くことができます。) - 短時間正社員転換制度 (対象:勤続2年以上)
国の基準は子どもが3歳になるまでですが、当法人は小学校6年生まで短時間勤務が可能です。「子育てとの両立に慣れるまで勤務時間を短縮したい」「子どもに手がかからなくなったのでフルタイムで働きたい」など、それぞれのスタイルに合った働き方を選択できます。 - 特定不妊治療補助金制度 (対象:勤続2年以上)
不妊治療を受けるスタッフに対して、1回の治療期間につき100万円を上限とする治療費を補助し、経済的負担を軽減しています。2名のスタッフがこの制度を利用し、現在子育てに奮闘中です。 - 希望休も可能、有給休暇もしっかり消化
年間休日は110日。曜日固定のシフト制ではないので、予定に合わせて休みを希望することも可能です。また、「子どもが急に熱で…」といった緊急事態にも、「お互いさま」の精神で柔軟に対応しています。
有給休暇取得率も高く、繰越し時に未消化分が残ってしまうということはありません。
スキルアップ支援
当法人は、新しい治療方法や医療機器など、患者様のためになることは、どんどん取り入れます。
定期的に院内勉強会も実施していますし、学会や外部のセミナーに行く機会も多いので、多くの知識を学びたい、新しい技術を吸収したいという向上心のある方には最適な環境です。
- 体外受精コーディネーター資格取得推進
- 看護学校学費貸付制度(正看・准看)
健康管理支援
ワクチン接種プログラム
B型肝炎ワクチン、麻疹・風疹ワクチン、水痘ワクチン、おたふくかぜワクチン、子宮頸がんワクチンの接種を行っています。また、インフルエンザワクチンの予防接種は、毎年全スタッフに行っています。
レーシック、ICL施術
スタッフがレーシックやICLの屈折矯正手術を受ける場合は、検査代・手術代等の自己負担はありません。ご家族が手術を受ける場合にも家族割があります。
乳腺ドック受診費用負担
30歳以上の希望者に対して、乳腺ドック(マンモグラフィー・乳腺超音波検査)の受診費用を負担しています。
社員食堂
谷口眼科、伊万里眼科ともに社員食堂を併設しています。毎日おいしいご飯を提供してくれる調理師さんとのコミュニケーションも◎。作り方を教わり、自宅で実践しているスタッフもいますよ。残ってしまったおかずも数量限定で販売し、晩ご飯の一品として家庭の食卓に並んでいます
看護師
看護師の仕事
- 医師の内診介助、患者様の呼込み・誘導
- 採血、点滴などの看護業務
- 採卵・移殖の介助
- カウンセリング(治療内容、手術前後の管理、スケジュール、費用などの説明)
当院での看護業務は総合病院とは異なり分業制ではないため、院内のすべての業務を担当しなければなりません。
外来業務と並行して採卵・移殖の準備、機械のセッティング、患者様の点滴、手術の介助、と次々に業務を行います。子宮鏡検査が終わったかと思えば、すぐに次の患者様の移植の準備、処置が終わり次第外来に移動して卵管造影検査の準備をと、スピード感と臨機応変な対応力が求められます。
また、合間を縫って、機械・器具の片付け、洗浄・滅菌、発注業務などの業務も行います。
通常の看護業務に加えて覚えることが多いため、スキルや知識を積極的に身に着けたい方、専門性を高めて長く働きたい方に向いています。
看護師研修プログラム
初日~1週間
- 全体の流れを把握する(受付→問診→検査→診察→会計)
- 患者対応の心構え、接遇
- 電子カルテの見方、操作
1~3ヵ月
【到達目標】
- 社会人・職業人としての基本的心構えについて理解し、自覚を持って行動できる
- 指導者の指導のもと、1人で準備・実施できる
【看護】
- 診察室・内診室・処置室の準備・片付け
- 診察介助、内診介助
- 処置・注射・採血の準備、実施
- 新規患者への検査説明
【手術】
- 採卵・移殖の流れ、必要物品を覚える
4~6ヵ月
【到達目標】
- 基本的検査や処置の内容・目的を理解して一通りの業務を実施することができる
- よく使われる専門用語や略語を理解し、カルテの内容がある程度理解できる
【看護】
- 卵管造影検査、子宮鏡検査の準備・介助
- 患者への自己注射指導
【手術】
- 採卵・移殖の介助
7ヵ月~1年
【到達目標】
- 基本的な知識・技術を習得し、指導者とともに安全な看護が提供できる
- 自己評価を通して、2年目に向けての課題を明確にし、目標を立てることができる
【看護、検査】
- ART前検査の実施
- ARTの流れ、スケジュール、費用などの患者説明
胚培養士
胚培養士の仕事
胚培養士は、生殖補助医療(不妊治療)において欠かせない胚を培うスペシャリストです。
胚培養士とは
日本卵子学会認定「生殖補助医療胚培養士」
日本臨床エンブリオロジスト学会認定「臨床エンブリオロジスト」
の2種類をいい、両者とも学会の認定資格です(国家資格ではありません)。
主な仕事
- 精液検査、精子の処理、精子凍結
- 体外受精(卵子に精子を振りかけて受精させる)
- 顕微授精(顕微鏡下で卵子に精子を直接注入して受精させる)
- 受精卵の培養、インキュベーター(孵化器)の管理
- 受精卵の凍結・融解
- 臨床データ収集、管理
- 備品、消耗品の発注