医療法人永世会は佐賀県で患者様にやさしい、開かれた生殖医療をご提供いたします。

二年が経ちました
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二年が経ちました

この8月で婦人科開設から2年が経ちました。

ここ半年はコロナウイルス感染症のため、これまでとは違った業務対応が必要であり、時間はあっという間に過ぎていきました。

マスクやアルコールスプレー、アルコールシート等はこれまで使用していたものが入荷しない状況となり、代替品を確保して頂くまではどうなることかと心配でした。

また、高度生殖補助医療のために培養室で用いている物品はアメリカ、ドイツ、オーストラリアなどの海外製のものが多く、在庫管理を再確認するよい機会となりました。特に、受精卵や精子を凍結保存しておくタンクはアメリカ製であり、船便の輸送の関係で納期に4ヶ月かかると言われ、今のペースで凍結受精卵が増えていった場合に納期が間に合うのか非常に焦りました。現在は、予備のタンクを2個確保しており、万全の状態です。

話はかわり、この8月の時点で当院では230人以上の方が妊娠されています。昨年の12月で100人をこえたことを考えると、妊娠される方が増えてきたことがわかります。

婦人科開設から7月末までの凍結融解胚移植の移植あたりの妊娠率を年齢別にみますと、35歳未満の方が62.3%、35歳から39歳までの方が42.6%、40歳から42歳までの方が20.0%となっています。43歳以上の方にはこれまで4回移植を行いましたが、まだ妊娠された方はいらっしゃいません。

当院で妊娠された最も年齢の高い方は、一般不妊治療の45歳の方です。しかし、お一人だけです。

一般にいわれているように、35歳以上になると卵子の質が低下するために妊娠率が低下していきます。しかしながら、不妊治療に対する考え方はご夫婦によりちがいます。当院では、医学的なデータを提示し、ご夫婦のご希望を尊重して治療方針を決めていく方針としています。

これからも、谷口眼科婦人科をどうぞよろしくお願いいたします。

お知らせ

以前にもブログでお知らせしていましたが、この度2020年5月に日本産科婦人科学会に申請していた「医学的適応による未受精卵子、胚の凍結・保存に関する登録」が受理されました。

がん患者さんが、抗がん剤治療(化学療法)や放射線治療を受けると、卵子に対して影響を受けることがあり、その後の妊娠する力(妊孕性)が低下することがあります。そのため、治療前に未婚の方は卵子を、既婚の方は胚(受精卵)を凍結しておくことが選択肢としてあります。

対象は主に乳がん、血液がんなどになります。

患者さん自身、疾患の主治医、生殖医療専門医が連携をとることが必要であり、その他に患者さんの気持ちをサポートするカウンセリング担当者等も重要となります。

当院は佐賀県で初の認定施設になります。

http://www.jsog.or.jp/facility_program/search_result_facility.php

佐賀県では、2020年から「さが・がんと生殖医療のネットワーク」を立ち上げました。各診療科の主治医と生殖医療専門医が連携をとることができることを目的としています。

また、佐賀県では健康増進課 がん撲滅特別対策室の方が積極的に活動して頂き、がん患者の妊孕性温存治療に対する助成事業が開始されました。助成を受けるには認定施設であることが条件となっています。

本日、ニュースでも助成事業の開始が伝えられていました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20200609/5080005925.html

私は前任地である長崎大学病院でも医学的適応による未受精卵子凍結と胚凍結を担当していましたので、その経験を活かして、佐賀県でのがん生殖医療の普及に尽力していきたいと思います。

お昼にお出かけ

久しぶりの更新になります。

最近はコロナウイルスの影響で職場と家を往復する日々ですが、お昼に武雄看護学校に行ってきました。

今年から正看護学生さんの講義を担当することになり、4月から講義に行っていました。以前、山口県の萩看護学校で講義をしていたときのことを思い出しながら懐かしく感じ、自分も齢をとったものだと思っています。ひとに物事を教えることは意外と好きみたいです。産婦人科はすべての女性に関わってくる大事な領域なのですが、自分とは関係ないかなと思う方も多いので、なるべく興味をもってもらえるように実際の診療の出来事を交えながら行いました。

100分の講義を4回の予定だったのですが、休校のため2回しか講義をすることはできませんでした。今日は、先のGW中にせっせと作成した残りの講義の資料と試験問題を渡してきました。

講義を受けた学生さんの中から、将来は産婦人科で仕事がしたいと思う看護師さんが増えればと願っています。

 

 

夜のお散歩

先日、産婦人科医会で賀寿をお祝いする会が開催されました。

会場は、華やかな雰囲気でした。

食事もそこそこに、常日頃お世話になっている諸先輩方に挨拶をしながら楽しいときを過ごしました。

お開きになったあと、代行待ちの築山先生とタクシー待ちの私の二人で少しばかりお散歩をしました。

そろそろチューリップの季節ですね。

この二人、実は同期で長崎大学病院で一緒に働いていました。

懐かしい顔ぶれ

昨日の九州北部は雪がちらつく寒い日でした。

その日の夕方、私は下関にいました。

私の生殖医療の原点は済生会下関総合病院(通称下済)です。

そこでご指導して頂いた高崎彰久先生が定年退職されるということで送別会に出席しました。

これまで高崎先生と一緒に下済で働いていたことがある先生が集合していました。

当時学んだ生殖医療に向き合う姿勢や貴重な経験が自分の基礎となり、そのおかげで今があるのだと思っています。あまりうまくは言えませんでしたが、直接その感謝の気持ちを高崎先生に伝えることができました。

昔話にはなが咲きながら、夜は更けていきました

よいお茶の効果

昨日の2月5日は休診のため、みなさまには大変ご迷惑をおかけしました。

東京で開催されたがん・生殖医療の全国の均てん化のための会議に佐賀県の代表施設として参加してきました。

これまで各施設間、医師間でやりとりを行っている現状を、各県でのネットワークを構築するために、生殖医療実施施設、がん診療拠点病院、行政の三者で話し合いの場が聖マリアンナ医科大学の鈴木 直教授の主導のもとに行われました。

平日に東京の会議に出席するのは正直つかれましたが、机の上にはあっと目を奪われるものが置いてありました。

当院は現在、医学的適応の未受精卵子および胚凍結の施設申請を行っています。申請が通りましたら、みなさまにお知らせしたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします

新年を迎えて、20日が過ぎました。

婦人科は1月4日から診療を開始していますが、一日一日はあっという間に終わってしまいます。

この生殖医療に携わっていると、卒業された患者さんからお子さんの画像つきのお手紙や年賀状を頂くことがあります。先日、卒業されたと思ったのに、もう出産されているという感じです。

以前は妊娠された方の分娩まで担当することにやりがいを感じていたのですが、現実的に高度生殖補助医療まで診療を行っていると分娩まで手が回らず、当院では残念ながら分娩は行っていません。そのため、よけいに無事生まれた連絡を頂くと嬉しく思います。

今年は、なんと二人のお子さんが写った年賀状が届きました。しかし、双子だったわけではなく、以前私が凍結した受精卵で二人目が生まれ、姉弟ができましたというものでした。文章も添えられており、このブログをみていますとのことでした。

こういった嬉しい連絡を頂くと、いっそう仕事を頑張ろう!という気持ちになります。

本年もよろしくお願いいたします。

開院からを振り返って

12月に入り、早いもので1週間が過ぎました。自分が最も早く出勤することが多く、寒いと思いながらエアコンのスイッチを入れています。

婦人科開設から1年4ヶ月になりました。この12月で当院で妊娠された方が100名を越えました。当初は一般不妊治療で妊娠される方が多かったのですが、最近では凍結融解胚移植の治療周期数が増えてきたため、体外受精・顕微授精の高度生殖補助医療で妊娠される方が増えてきています。

一般不妊治療で妊娠された方の最高年齢は42歳、高度生殖補助医療でも42歳です。最高年齢は同じですが、治療周期数あたりの妊娠率は高度生殖補助医療の方が高くなっています。

治療成績をみると、やはり年齢がもっとも重要であることがわかります。当院の融解胚移植での移植あたりの妊娠率を年齢別にみると、34歳未満の方が56.7%、35歳から39歳の方が33.3%、40歳から42歳の方が31.6%となっています。全年齢では41.3%です。この結果は、日本産科婦人科学会が毎年まとめている統計と同様の傾向であり、35歳以上では高度生殖補助医療を行っても妊娠率は低下していきます。

また、反復流産いわゆる不育症で受診される方も多くいらっしゃいます。当院では不育症のスクリーニング検査を行っており、その結果に応じた治療を行っています。不育症の方で妊娠継続でき、当院を卒業した方も数名いらっしゃいます。

開院した当初は、なぜ佐賀県の武雄市で?と思われた方も多かったことと思います。自分の出身地だからということもありますが、これまで武雄周辺の方は福岡まで治療を受けに行かれている方が多いと耳にしていました。近くで高度生殖補助医療までの医療を提供することで、地域に微力ながら貢献したいと思っています。

これからも、谷口眼科婦人科をどうぞよろしくお願い致します。

 

 

サッカーのために

11月2日は診療が終わるとすぐに電車に飛び乗りました。

福岡で開催されている日本女性医学学会へ参加してきました。

女性医学とは、女性の健康を考える学問であり、思春期から老年期までと幅広く何でもありな領域です。当院は不妊治療の患者さんが多いのですが、一般婦人科で受診されている患者さんもいらっしゃいます。

興味深い講演が多かったのですが、ひとつご紹介したいのが、「女性アスリートの健康」についてです。東京オリンピックも近づいてきて、最近注目されている領域のひとつになります。

アスリートときくと、私は関係ないと思う方が多いと思いますが、中高生や大学生、社会人の実業団を含めて本格的にスポーツに取り組んでいる女性の方すべてが対象になると思います。

練習のしすぎで生理が来なくなった、記録をのばすために食事制限をして体重を落とした、疲労骨折をした、大事な大会に生理が重なりパフォーマンスが発揮できなかった等さまざまな問題があります。

まだ身長が伸びている発育段階にあるジュニアアスリートの管理が通常のアスリートとは異なることも非常に勉強になりました。

そして、スペシャルゲストが登場されました。

なでしこジャパンの川澄選手です。

シーズンオフに入り、アメリカから帰国されたばかりだそうです。

主治医の先生との対談形式でご自身の経験談をおききすることができました。なでしこの頃に主治医の先生と出会い、LEP(ホルモン剤)により月経周期のコントロールを始められたそうです。プロ選手はトークも上手で、笑いも交えながらとなりました。

「サッカーのために使ってます」

今回のように、プロの有名な方が講演等にご協力して頂けることで、女性アスリートの健康が女性アスリート自身やその指導者の方に理解され、広がっていけばと思っています。

連休の過ごし方

みなさま、3連休をいかにお過ごしでしょうか?

私は、いつもとかわらず受精卵のチェックのために培養室に足を運んでいます。

朝に発育状況をチェックして、胚盤胞に発育していることを確認しました。昼から凍結できそうです。凍結の試薬や物品の準備をして、しばらく時間があきます。

いつもお昼ごはんはお弁当なのですが、さすがに休日にお弁当を頼むのは悪いので、近くのレストランで家族でランチを食べることにしました。

このお店のカレーとハンバーグは大好きです。今日は、デミグラスソースのハンバーグランチにしました。

ハンバーグはもちろん美味しかったのですが、何気にフルーツジュースが甘すぎずに美味しかったです。

可愛らしいデザートまで美味しく頂きました。

最初にでてきた、バーニャカウダーソース付きのサラダは写真を撮るのも忘れ、食べてしまいました。

それでは、仕事に戻ります。

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▲… 水曜午後は手術、検査
(子宮卵管造影、子宮鏡)