医療法人永世会は佐賀県で患者様にやさしい、開かれた生殖医療をご提供いたします。

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恒例行事
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恒例行事

先日、2月初旬に永世会の恒例行事であるお祓いに武雄神社に行ってきました。

あいにくの雨でしたが、雨の武雄神社もまた趣があります。

武雄神社の裏手には、パワースポットで人気がある大楠があります。まだ行かれたことがない方にはぜひオススメです。私も後日天気のよい日に久しぶりに行ってみようかと思います。

AGEってご存知ですか?

「先生、ほかに何かできることはないですか?」

診察の合間でときどき受ける質問です。

当院では、初診のときに生活習慣の気をつけるポイントを説明しています。また、スクリーニング検査でプレコンセプションケアに関する項目をチェックして結果に応じて対応をしています。理想を言えば、食事も関係していますが、何でもかんでも制限がついてしまうと、余計にストレスがたまって良くないのではと私は考えているので、それ以上のことはあまり言ってはいません。

昨年のことになるのですが、9月に生殖バイオロジー東京シンポジウムに参加しました。場所は恒例の東京ガーデンテラス・紀尾井カンファレンスです。朝会場に向かうときの1枚です。

その中で、「生殖医療から考えるAGEを標的としたアンチエイジング」という講演がありました。演者は昭和大学の山岸昌一教授です。AGE(エージーイー)とは「終末糖化産物」のことです。AGEが蓄積すると老化の原因となり、さまざまな病気の原因となります。そのため、食事由来のAGEを減らすことによって健康を保ちましょうというお話でした。私達は、食事というとカロリー制限とまず考えることが多いと思いますが、AGE制限食という考え方はおもしろいと思いました。食品によって含まれるAGE値が異なりますが、その調理法によってもAGE値が変化するそうです。生、煮る、焼く(油なし)、揚げる、焼く(油あり)の順にAGE値は上昇します。

帰宅後にさっそくネットで講演で紹介されていた「数字でわかる老けない食事 AGEデータブック」を購入しました。食品が194品目例示されていて非常にわかりやすく説明されていました。こういった、食材選びや調理法の選択が面白いと共感できる方は、試されてみてはいかがでしょうか。

こども家庭庁のホームページ

この度、こども家庭庁のホームページで不妊治療を実施している医療機関が検索できるようになりました。

https://funin-fuiku.cfa.go.jp/clinic/

検索項目は、「都道府県から」、「治療内容から」、「その他の条件から」にわかれています。ちなみに、その他の条件には駐車場があるかという項目が含まれています。都会と地方の違いもあるでしょうし、実際の交通アクセスによる通いやすさも重要だからだと思われます。

当院は主に佐賀県と長崎県の患者さんが来院されているので、都道府県検索で佐賀県と長崎県の条件で検索すると当院含めて医療機関が2件ヒットします。2023年の7月にアンケート調査があり、対象は保険診療として生殖補助医療を実施している施設となっていました。しかしながら、すべての施設が回答しているわけではないようです。

内容についての補足事項としましては、治療実績は「2021年1月から同年12月までの期間に、治療開始時点において35歳から40歳未満である女性に対して実施した治療成績を記載して下さい。」となっていました。当院では新鮮胚移植は行っておらず、採卵して胚盤胞で凍結を行い、その後に融解胚移植を行っています。そのため、34歳以下の方、40歳以上の方の治療成績は含まれていないことにご注意下さい。一方で、来院患者情報は治療を受けられたすべての患者さんが含まれていますので、ご参考になると思います。

このアンケートのよい点のひとつは、各施設の治療方針を記載できることだと思います。不妊治療が保険診療となり、診療できる範囲は決まっていますが、各施設によって理想と考える治療が異なるため、治療方針もさまざまです。当院の治療方針をしっかりと提示させて頂いたので、よい機会と捉えています。今後の2年に1度の保険診療の改定であったり、先進医療が将来的には保険になる可能性がある等の動向によっては、また治療方針が変更になることもあるかもしれませんが、保険診療がメインになってしばらく経過し、現在の方向性としは定まってきたと思います。みなさまの医療機関を選択する一助となれば幸いです。

はじめてのつくば

5月20日と21日は日本卵子学会に参加してきました。

はじめてつくばに行ったのですが、ちょっと遠かったです。

学会会場には、つくば駅からまっすぐに道が整備されていて、近くに公園などもありきれいな街でした。

講演は基礎系の内容が多く、しっかりとお勉強をしてきました。

今回初めて学会に参加する新人胚培養士にはむずかしかったかなと思っていましたが、後日に提出してもらったレポートをみると、ミトコンドリアの講演が最も興味深かったようであり、しっかり理解できていたようです。

また、他施設の方々と情報交換をすることができ、非常に有意義な時間を過ごせました。今回の学会は後日オンデマンドもあったのですが、やはり現地参加にして正解だったようです。

今後、当院も新しいことを導入する予定ですので、少しでも治療成績の向上につなげていきたいと思います。

偶然の出会い

土曜の午前の診療が終わり、お昼からは地元医師会のコロナワクチン接種に行ってきました。

もちろん、ワクチンを打つ側としての参加です。

現在の接種対象者は、初回の方から5回目の方までいらっしゃるので、ワクチンの種類を間違わないように時間を分けて行われました。

小児の接種をしているときに、見覚えのあるお母さんだと思っていましたが、実は私がワクチンを打ったお子さんは当院での治療によって生まれたお子さんでした。もう2歳になるそうです。

以前は凍結胚の更新のときにお子さんを一緒に連れてこられて、だっこさせてもらったり、一緒に写真をとったりすることがありましたが、現在当院ではお子さん連れでの来院ができないため、お手紙に同封される写真や年賀状の画像をみて癒やされています。

自分の日常の診療が世の中の役に立てているんだと実感でき、これからも頑張っていこうと思います。

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(子宮卵管造影、子宮鏡)