また同じ場所で

2019.06.02

先週は5月25日(土)を休診させて頂いて、広島で開催された第60回日本卵子学会学術集会に参加してきました。

1月は日本臨床エンブリオロジスト学会で広島にきましたが、いつも広島で開催されているわけではありません。

今回は新人培養士2名と一緒です。

3会場に分かれて行われるので、事前に抄録集に目を通しておき、自分が興味がある内容を勉強することができます。興味深い内容が多かったのですが、ひとつあげるとすれば、他施設で行っている子宮内フローラ検査の状況についての発表でした。その施設では不妊症のスクリーニング検査としてすべての患者さんを対象と行っているそうです。当院では胚移植の反復不成功の方などを対象としています。

また、学会では懇親会等で他施設の方と交流することができます。年に数回お会いする方も多く、今回は1年前に同学会でお会いした方とまたお話する機会がありました。横のつながりは非常に大切だと思っています。

この学会の開催中に「生殖補助医療胚培養士」の試験の合格発表が掲示されます。新人二人も数年後には受けるのですが、今年の合格率が63%なのをみて微妙な表情をしていました。きっと、より勉強する気になってくれたことと思います。

日曜の夕方までしっかり勉強した後は、広島名物を食べて帰路につきました。