検査室のご紹介
2021.03.12
当院は診療がスムーズに行えるように「処置室」、「検査室」、「カウンセリング室」のように役割ごとに部屋をわけています。今回は検査室をご紹介します。
採血は本人確認を行いながら、お一人ずつ行います。
当院では電子カルテから血液検査のオーダーして、バーコードラベルを発行します。それを採血管に貼り付けた上で採血を行いますので、検体間違いのリスクが低下します。
ほとんどの検査が外注検査であり、検査会社に依頼しています。
しかし、採卵周期や融解胚移植周期、妊娠判定などのホルモン検査は院内で行っています。
採卵周期では排卵誘発が適切に行えているかどうかを各種ホルモンの値と超音波検査の所見を照らし合わせながら判断します。
融解胚移植周期では、テープや膣剤などの薬剤が適切に効いているかどうかを判断し、適切なホルモン状態で移植できているかを確認しています。
ホルモン検査の機械にセットすると約18分で結果がでるのですが、採血後にしばらく静置して遠心分離するまでの時間、遠心分離機2台が混み合った場合の待ち時間等で、採血から検査結果がでるまで約40分から60分かかります。
皆様をお待たせする時間が長くなることもありますが、適切な治療を行う上で必要なプロセスですので、ご理解の程をよろしくお願い致します。