講演を行うことになりました

2021.11.23

急に寒くなってきました。みなさまは、体調に気をつけてお過ごしでしょうか?

世の中が落ち着いてくると、またいろんな動きがでてきます。以前ブログでご紹介したように、佐賀県では「さが・がんと生殖医療のネットワーク」を立ち上げました。その中で、当院は生殖医療実施施設として参加しており、佐賀県で唯一の認定施設となっています。

その施設認定についても以前は日本産科婦人科学会の認定のみでしたが、2021年から国からの助成金制度が変更になったことにともない、条件がより厳しくなりました。その条件のひとつとして、日本生殖医学会が認定している生殖医療専門医が常勤していることが必須となりました。

最近、県内のがん診療拠点病院から妊孕性温存について問い合わせを受けることがありますが、まだがん生殖医療についての周知はこれからだと思います。そこで、今回、佐賀大学医学部附属病院で県内の医療従事者を対象として講演会を行うこととなり、私も「がん妊孕性温存治療の概要」についての講演を担当させて頂くこととなりました。

まずは多くの方にがん生殖医療について知って頂くことからはじめていきたいと思います。