医療法人永世会は佐賀県で患者様にやさしい、開かれた生殖医療をご提供いたします。

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夜のお散歩
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夜のお散歩

先日、産婦人科医会で賀寿をお祝いする会が開催されました。

会場は、華やかな雰囲気でした。

食事もそこそこに、常日頃お世話になっている諸先輩方に挨拶をしながら楽しいときを過ごしました。

お開きになったあと、代行待ちの築山先生とタクシー待ちの私の二人で少しばかりお散歩をしました。

そろそろチューリップの季節ですね。

この二人、実は同期で長崎大学病院で一緒に働いていました。

懐かしい顔ぶれ

昨日の九州北部は雪がちらつく寒い日でした。

その日の夕方、私は下関にいました。

私の生殖医療の原点は済生会下関総合病院(通称下済)です。

そこでご指導して頂いた高崎彰久先生が定年退職されるということで送別会に出席しました。

これまで高崎先生と一緒に下済で働いていたことがある先生が集合していました。

当時学んだ生殖医療に向き合う姿勢や貴重な経験が自分の基礎となり、そのおかげで今があるのだと思っています。あまりうまくは言えませんでしたが、直接その感謝の気持ちを高崎先生に伝えることができました。

昔話にはなが咲きながら、夜は更けていきました

よいお茶の効果

昨日の2月5日は休診のため、みなさまには大変ご迷惑をおかけしました。

東京で開催されたがん・生殖医療の全国の均てん化のための会議に佐賀県の代表施設として参加してきました。

これまで各施設間、医師間でやりとりを行っている現状を、各県でのネットワークを構築するために、生殖医療実施施設、がん診療拠点病院、行政の三者で話し合いの場が聖マリアンナ医科大学の鈴木 直教授の主導のもとに行われました。

平日に東京の会議に出席するのは正直つかれましたが、机の上にはあっと目を奪われるものが置いてありました。

当院は現在、医学的適応の未受精卵子および胚凍結の施設申請を行っています。申請が通りましたら、みなさまにお知らせしたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします

新年を迎えて、20日が過ぎました。

婦人科は1月4日から診療を開始していますが、一日一日はあっという間に終わってしまいます。

この生殖医療に携わっていると、卒業された患者さんからお子さんの画像つきのお手紙や年賀状を頂くことがあります。先日、卒業されたと思ったのに、もう出産されているという感じです。

以前は妊娠された方の分娩まで担当することにやりがいを感じていたのですが、現実的に高度生殖補助医療まで診療を行っていると分娩まで手が回らず、当院では残念ながら分娩は行っていません。そのため、よけいに無事生まれた連絡を頂くと嬉しく思います。

今年は、なんと二人のお子さんが写った年賀状が届きました。しかし、双子だったわけではなく、以前私が凍結した受精卵で二人目が生まれ、姉弟ができましたというものでした。文章も添えられており、このブログをみていますとのことでした。

こういった嬉しい連絡を頂くと、いっそう仕事を頑張ろう!という気持ちになります。

本年もよろしくお願いいたします。

開院からを振り返って

12月に入り、早いもので1週間が過ぎました。自分が最も早く出勤することが多く、寒いと思いながらエアコンのスイッチを入れています。

婦人科開設から1年4ヶ月になりました。この12月で当院で妊娠された方が100名を越えました。当初は一般不妊治療で妊娠される方が多かったのですが、最近では凍結融解胚移植の治療周期数が増えてきたため、体外受精・顕微授精の高度生殖補助医療で妊娠される方が増えてきています。

一般不妊治療で妊娠された方の最高年齢は42歳、高度生殖補助医療でも42歳です。最高年齢は同じですが、治療周期数あたりの妊娠率は高度生殖補助医療の方が高くなっています。

治療成績をみると、やはり年齢がもっとも重要であることがわかります。当院の融解胚移植での移植あたりの妊娠率を年齢別にみると、34歳未満の方が56.7%、35歳から39歳の方が33.3%、40歳から42歳の方が31.6%となっています。全年齢では41.3%です。この結果は、日本産科婦人科学会が毎年まとめている統計と同様の傾向であり、35歳以上では高度生殖補助医療を行っても妊娠率は低下していきます。

また、反復流産いわゆる不育症で受診される方も多くいらっしゃいます。当院では不育症のスクリーニング検査を行っており、その結果に応じた治療を行っています。不育症の方で妊娠継続でき、当院を卒業した方も数名いらっしゃいます。

開院した当初は、なぜ佐賀県の武雄市で?と思われた方も多かったことと思います。自分の出身地だからということもありますが、これまで武雄周辺の方は福岡まで治療を受けに行かれている方が多いと耳にしていました。近くで高度生殖補助医療までの医療を提供することで、地域に微力ながら貢献したいと思っています。

これからも、谷口眼科婦人科をどうぞよろしくお願い致します。

 

 

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