医療法人永世会は佐賀県で患者様にやさしい、開かれた生殖医療をご提供いたします。

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武雄のどのあたり?
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年別 アーカイブ: 2019年

武雄のどのあたり?

婦人科を開設して早いもので7ヶ月が経ちました。

講演会等で長崎の先生方との話の中で「武雄のどのあたりでやっているの?」と質問されることがあります。

いろいろな表現があるとは思うのですが、武雄に詳しくない方にわかりやすく説明しようとするとなかなか難しいものです。

「あのライトアップイベントをやっている御船山の近くですよ」

「武雄から有田に向かう国道沿いですよ」

などの表現をよく使うのですが、とある佐世保の先生との会話では、

「ときどき武雄に焼きそばとフレンチを食べに行くんだけど」

「先生、実はそのちょうど間ぐらいでやっています。。。」

 

ちなみに今日は休日なのですが、朝から受精卵チェックに出勤して、凍結する時間はお昼を過ぎそうです。

てくてくと歩いて向かった先は、

焼きそば屋さんでした。

ちなみにこれは大盛りです。

 

 

嬉しい知らせ

長崎大学医学部保健学科からの少し厚みのある封書が届きました。

大学院(修士助産師養成コース)の修士論文の公開審査に無事に通ったとの知らせでした。

それは、私が長崎大学病院に在職中に保健学科の先生から相談を受けたことがきっかけでした。

助産師養成コースの大学院生が論文のテーマを不妊治療を受けている人を対象としたものにしたいと。

これまでは妊婦さんをテーマとした内容が主であり、そのような前例はなかったそうです。しかし、本人の意思がかたいのでどうにかならないものかということでした。

その結果、「高度生殖補助医療を受けた患者のQOLに影響する要因」について見事な修士論文を書き上げるに至ったそうです。

内容を読ませて頂きましたが、客観的な尺度を用いて評価されており、自分が担当していた患者さん方の治療に対する満足度等を知ることができる興味深いものでした。

また将来において、不妊症看護に関する専門的な看護ケアを提供する、不妊症看護認定看護師の取得をしたいとの希望も書かれていました。

今回のようなことをきっかけとして、将来生殖医療の分野で活躍したいと願う看護師が増えることを切に望みます。

 

元気になりました

最近は冬の寒さも緩み、日中は暖かい日が増えてきました。

朝出勤すると、スタッフたちが何やら嬉しそうです。

元気がないからと眼科から預かっていた「アデニウム ハイブリット オクトパス」がピンク色のかわいらしい小さな花を咲かせていました。

昼間は婦人科の二階の日当たりのよい窓ぎわで日向ぼっこをしています。

みなさまも機会があれば、ぜひご覧になって下さい。

電車にゆられて

先週末は電車に電車にゆられてふらり旅。

ではなく、岐阜で開催された、第9回 日本がん・生殖医療学会に参加してきました。

がん・生殖医療ってなんだろう?と思われる方も多いのではないかと思います。

近年、がんに対する治療は進歩しており、がんが治る方が多くいらっしゃいます。

そういった方々をがんサバイバーというのですが、がんサバイバーの方の生活の質を考えることをがんサバイバーシップといい、その中のひとつにがんを克服しての妊娠・出産があります。

しかし、化学療法、いわゆる抗がん剤治療をすると、その種類や投与量にもよるのですが、卵子の数が減少し卵巣の機能が低下します。そのため、抗がん剤治療の前に卵子あるいは受精卵を凍結保存しておき、がんに対する治療の後に妊娠をめざすことをがん・生殖医療といいます。

対象となるのは、女性では乳がん、白血病などの血液がん、がんではないのですがSLEなどの膠原病などさまざまな診療科の領域にわたります。男性では、精巣腫瘍などになります。

以前の職場である長崎大学病院では、女性に対するものは行っていました。しかし、どの施設でも行えるものではなく、施設認定が必要になります。現在、当院でも倫理委員会を設置し施設認定の取得を目指しています。

今回の学会では、産婦人科医だけではなく、乳腺外科医、泌尿器科医、血液内科医、小児科医などさまざまな診療科の医師が参加しており、それぞれの立場での意見を聞くことができました。

また、各地域での取り組みを知ることでき、がん・生殖医療に対する助成金を設置している県が5つあること、日本全体の現状を把握するためにがん・生殖医療の登録制度を目指していることなどを学ぶことができました。

今後、佐賀県でのがん・生殖医療に微力ながら貢献できるように尽力したいと思っています。

 

これは、お約束の「飛騨牛ハンバーク」です。

ワインと一緒に美味しく頂きました。

 

 

胚培養士の育成

2019年1月13日(日)に広島で開催された「第24回日本臨床エンブリオロジスト学会」に参加してきました。

エンブリオロジストとは胚培養士のことで、精子、卵子、そして受精卵などの管理を専門とする生殖医療の分野ではかかせない存在です。

今回は、胚培養士を目指す新人スタッフと一緒に勉強に行きました。はじめての学会で緊張しているようでしたが、最新の生殖医療を提供するには常に知識のアップデートをしていくことは欠かせません。

また、その他の生殖医療専門施設の培養士の方と情報交換を行えたりと有意義な時間を過ごすことができました。

もちろん医療ばかりではなく、広島の名物についても勉強してきました。

何事にもメリハリは大切ですね。

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