廊下を歩きながら、ふと窓ぎわを眺めると眼科のアイドル「アデニウム ハイブリッド オクトパスが目にとまりました。
なんと、可愛らしい小さな葉っぱが、しかもたくさんついていました。
寒い時期からずっと婦人科にいるので、このまま婦人科で育てたいとひそかに思っています。
廊下を歩きながら、ふと窓ぎわを眺めると眼科のアイドル「アデニウム ハイブリッド オクトパスが目にとまりました。
なんと、可愛らしい小さな葉っぱが、しかもたくさんついていました。
寒い時期からずっと婦人科にいるので、このまま婦人科で育てたいとひそかに思っています。
先週は5月25日(土)を休診させて頂いて、広島で開催された第60回日本卵子学会学術集会に参加してきました。
1月は日本臨床エンブリオロジスト学会で広島にきましたが、いつも広島で開催されているわけではありません。
今回は新人培養士2名と一緒です。
3会場に分かれて行われるので、事前に抄録集に目を通しておき、自分が興味がある内容を勉強することができます。興味深い内容が多かったのですが、ひとつあげるとすれば、他施設で行っている子宮内フローラ検査の状況についての発表でした。その施設では不妊症のスクリーニング検査としてすべての患者さんを対象と行っているそうです。当院では胚移植の反復不成功の方などを対象としています。
また、学会では懇親会等で他施設の方と交流することができます。年に数回お会いする方も多く、今回は1年前に同学会でお会いした方とまたお話する機会がありました。横のつながりは非常に大切だと思っています。
この学会の開催中に「生殖補助医療胚培養士」の試験の合格発表が掲示されます。新人二人も数年後には受けるのですが、今年の合格率が63%なのをみて微妙な表情をしていました。きっと、より勉強する気になってくれたことと思います。
日曜の夕方までしっかり勉強した後は、広島名物を食べて帰路につきました。
当院は4月から新しいスタッフを迎えました。
高度生殖補助医療には欠かせない胚培養士で、遠方から来てくれました。
なんと、農学部の大学院卒の方で畜産分野での研究をしていた専門家です。
早く当院に馴染んでくれるようと歓迎会を行いました。
若いスタッフが大好きな焼き肉だったためか、すばらしい出席率でした。
みなさまによりよい生殖医療が提供できますように、チーム力をさらに高めていこうと思います。
婦人科を開設して早いもので7ヶ月が経ちました。
講演会等で長崎の先生方との話の中で「武雄のどのあたりでやっているの?」と質問されることがあります。
いろいろな表現があるとは思うのですが、武雄に詳しくない方にわかりやすく説明しようとするとなかなか難しいものです。
「あのライトアップイベントをやっている御船山の近くですよ」
「武雄から有田に向かう国道沿いですよ」
などの表現をよく使うのですが、とある佐世保の先生との会話では、
「ときどき武雄に焼きそばとフレンチを食べに行くんだけど」
「先生、実はそのちょうど間ぐらいでやっています。。。」
ちなみに今日は休日なのですが、朝から受精卵チェックに出勤して、凍結する時間はお昼を過ぎそうです。
てくてくと歩いて向かった先は、
焼きそば屋さんでした。
ちなみにこれは大盛りです。
長崎大学医学部保健学科からの少し厚みのある封書が届きました。
大学院(修士助産師養成コース)の修士論文の公開審査に無事に通ったとの知らせでした。
それは、私が長崎大学病院に在職中に保健学科の先生から相談を受けたことがきっかけでした。
助産師養成コースの大学院生が論文のテーマを不妊治療を受けている人を対象としたものにしたいと。
これまでは妊婦さんをテーマとした内容が主であり、そのような前例はなかったそうです。しかし、本人の意思がかたいのでどうにかならないものかということでした。
その結果、「高度生殖補助医療を受けた患者のQOLに影響する要因」について見事な修士論文を書き上げるに至ったそうです。
内容を読ませて頂きましたが、客観的な尺度を用いて評価されており、自分が担当していた患者さん方の治療に対する満足度等を知ることができる興味深いものでした。
また将来において、不妊症看護に関する専門的な看護ケアを提供する、不妊症看護認定看護師の取得をしたいとの希望も書かれていました。
今回のようなことをきっかけとして、将来生殖医療の分野で活躍したいと願う看護師が増えることを切に望みます。